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【ハイキュー!! 】黒尾くんのカノジョ【黒尾鉄朗】

第8章 合同合宿part2


 


合宿最終日。

監督たちの奢りで、BBQをするらしい。


皆でワイワイって苦手なんだよなー。

ああ、気が重い。


それでも人見知りの私は、よくこの一週間を乗りきったと思う。


私って、やれば出来る子?

それともてっちゃんとエッチしたから?

多少、男の人に免疫ついたのかな?


野菜を切りながら、合宿中の色んな事を思い出す。


そして監督のお疲れの言葉と共に、BBQが始まった。



「「「いただきまーす!!」」」



てっちゃんがお肉を焼いているので、お皿に取ってもらう。


そそくさと研磨とつっきーの間に座り、モソモソと食べる。


なんかここ落ち着く。

干渉されないし。


すると烏野の主将が来て、てっちゃんが来て、極めつけに木兎くんがつっきーに絡みだした。


やべっ。

ここは危険地帯。


どこに行こうかキョロキョロしていると、仁花ちゃんが囲まれており、泣きそうになっていた。


仁花ちゃん、ごめん。

私は助けられそうにない。


見て見ぬふりをして、他の安全地帯を探す。


あ、赤葦くん。

あそこなら安全そう。



「赤葦くん」

「ん?名前さん?」

「お邪魔させて下さい」

「良いですよ。お肉取ります?」



やっぱり赤葦くん優しい。



「ありがとう」

「黒尾さん、どうしたんですか?」

「つっきーに絡んでる」

「ああ。面倒な感じですね」

「うん。やっぱり赤葦くんの隣は落ち着くね」



思ったままを伝える。

すると赤葦くんは一瞬キョトンという顔をした後、顔を赤くする。


私、変なこと言ったかな?



(黒尾さん、苦労してるんだろうなぁ)

(ん?)


 
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