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【ハイキュー!! 】黒尾くんのカノジョ【黒尾鉄朗】

第11章 黒尾くんのカノジョ





「名前。いいからボール拾いだけしてろよ」

「大丈夫だよ。心配性だなー」

「何だ?黒尾くんのカノジョ、具合悪いのか?」



春高前の最後の合同合宿中。

てっちゃんは何かとイチャモンをつけくる。



「聞けぇ!木兎!俺の名前の腹には俺の子供がいるんだぜ!」

「何ぃー!?子供だとー!?」

「五月蝿いです。木兎さん」

「はははっ!俺と名前の子供だ!嘸かし可愛いだろうよ!」



妊娠が分かったのは、つい最近の事だ。

生理が一週間遅れたので検査したところ、陽性だった。


まだ安定期ではないのに、言いふらしやがって。

コノヤロー。



「ほんとに黒尾さんの子なんですか?」

「えっ?」



赤葦くん!

何と言う事を!



「名前っ!俺の子供だよな!?」



ほら。

ちょー面倒な事になった。


関わりたくないが、食い下がってくるてっちゃん。


うざっ!



「はいはい。そうですよ。てっちゃんの子供ですよ」

「そうだよなー!名前は俺のこと大好きだもんな!」

「ウザがられてますけどね」

「赤葦くん?」

「すみません」



妊娠を知ったてっちゃんは、言わずもがな、この喜びようだ。



「黒尾カノジョ!黒尾を頼んだぞ!」

「えっ?う、うん」



木兎くんに変な応援をされる。


私を頼むんじゃなくて、てっちゃんを頼まれるのか。


でも仕方ない。

私はてっちゃんのカノジョなんだもんね。


幸せにしてあげなくちゃ。



(でも名前のおっぱいを取られるのは我慢ならねえな)

(黒尾くん、今からヤキモチでちゅか?)

(木兎さん、気持ち悪いです)



FIN♡


 
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