【ハイキュー!! 】黒尾くんのカノジョ【黒尾鉄朗】
第8章 合同合宿part2
今回の合宿は森然高校で行うようだ。
バスに揺られて一時間半。
烏野高校も着いたようで、てっちゃん達はお出迎えに行った。
私は一足お先に梟谷のかおりちゃんと雪絵ちゃん。
生川の英里ちゃん。
森然の真子ちゃんとドリンクを作っている。
「あ、蚊に刺された」
「蚊、多いねー」
「ムヒ持ってくれば良かった」
「私の使う?」
「えっ?いいの?」
お言葉に甘えてムヒを貸してもらった。。
「あっ!名前ちゃん、首にも___」
「あ、真子ちゃん!それはっ」
「えっ?」
「黒尾くんのカノジョって、ことらしいから、ねっ?」
「うん、黒尾くんが言ってた」
「悪い虫がつかないようにって事でしょ」
「ああっ!そういう事かー!」
「黒尾くん、独占欲強しっ!」
話の内容が全くわからん。
てっちゃんが何?
心做しか、皆ニヤニヤと変な視線を送ってくる。
マネちゃんズは、一体何の話をしているんだろう?
「名前ちゃん、今夜は寝かさないよー」
「色々聞かせてもらおうじゃないの」
「えっ?う、うん」
「わーい!楽しみー!」
何の事だろう?
首を傾げていると、烏野のマネちゃんが来た。
「あ、潔子ちゃん!仁花ちゃん!」
「名前ちゃん」
「二週間ぶりだね。臨時だけど、今回も宜しくお願いします」
「うん、宜しくね」
「こ、こちらこそ!よ、宜しくお願いします!」
潔子ちゃん、キレイだなぁ。
それに仁花ちゃんも相変わらず挙動不審。
やっぱり女の子同士は楽しい。
いよいよ夏休みの合同合宿が始まった。