【ハイキュー!! 】黒尾くんのカノジョ【黒尾鉄朗】
第7章 変化
side.黒尾鉄朗
名前と一線を越えてから早二週間。
変わった事といえば、
必ず毎日2回、お盛んにセックスをしている事だ。
まさか名前が俺を求めてくれるなんて、思いもしなかった。
中出しには未だ抵抗があるらしいが、俺は止めるつもりはない。
毎回、しっかり名前のナカに射精している。
早くデキちゃえばいいのに。
そう言うと、聞こえが悪いかもしれないが、俺たちは結婚する予定だし。
名前から「ずっと一緒にいたい」とも言われた。
だが、しかし
名前の気持ちが未だ分からない。
不安が付き纏うのだ。
未だ『さんまの塩焼き』同様だったら、どうしよう…
そして問題はそれ以外にもあった。
「あれ?名前どこ行ってたの?」
「ん?あー。なんか呼び出された」
名前はひらりと紙を見せる。
“ビキッ ”
俺の血管がブチ切れそうになる。
またか…
名前はセックスをするようになってから、妙に艶っぽくなった。
可愛い上にエロい。
後ろ姿を見ても、フェロモンがダダ漏れなのが分かる。
「てっちゃん?なんか顔怖いよ?」
「また告白されてた?」
「…うん」
「………」
「てっちゃん?」
カッコ悪ぃ。
見苦しくも嫉妬してる。
中出しだって独占欲の表れだ。
「あんま心配させんなよ」
「大丈夫。ちゃんと断った」
「…そっか」
名前は人見知りだから、断ると分かってる。
それでも妬けるもんは、妬ける。
「はぁ…」
明日からの合同合宿が心配になってきた。
俺の気苦労は絶えない。
黒尾だけに…
なんちって。