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【ハイキュー!! 】黒尾くんのカノジョ【黒尾鉄朗】

第4章 同棲生活





明日から合宿ということで、今日は早めに部活が終わった。


自宅に帰り、てっちゃんがお風呂に入っている間に夕食を作る。


食事を済ませて、私がお風呂から上がると、てっちゃんが食器を洗ってくれていた。



お礼に私流のマッサージをしている。



「名前、今日どうだった?」

「んー。人数多くて怖かった」

「まあ、それもあるだろうけどさ、そうじゃなくて…」

「ん?」

「疲れなかった?」

「うーん。暑かった」

「そっか」



何か言いたげな質問をしてくる。

てっちゃんは研磨より分かりやすい。



「どうしたの?明日のこと?」

「うん。出来そう?」

「マネージャーの仕事は出来るけど…」

「うん」

「部員の人と話すのが無理そう…」



男の人って、何、考えてるか分かんないし。


私はてっちゃんと研磨以外の男の子に、全く免疫がない。

今日、改めてその事に気がついた。


正直に話すと、てっちゃんは爆笑する。


そんなに笑うことないじゃんか。


ムッという感情を露わにすると、ヒョイっと抱えられ、てっちゃんの膝の上に座らせられる。



「いいんだよ。それで」

「そうなの?じゃあ何で笑うの?」


“チュッ”


首を傾げて聞くと、キスを返された。


意味わからん。



「名前が可愛いから」

「てっちゃん、頭おかしいの?」



益々、意味わからん。



私が可愛い?


てっちゃん、視力悪かったっけ?


眉間に皺を寄せていると、またキスをされて、ギュッと抱きしめられた。


そのままてっちゃんの心音を聞いていると、眠気が襲ってくる。


やっぱり疲れていたのかもしれない。


瞼を閉じると、そのままスーッと眠りに落ちた。


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