• テキストサイズ

君と、僕と。

第4章 ファーストキス


.




「ちゃんと見合いして、ちゃんと断れ

俺には好きな野郎が居て、一生結婚出来ませんって


そしたら、俺が一生一緒に恥かいて生きてやる」




僕を見つめる君のつぶらな瞳が


大きく見開かれて真ん丸になる



僕はその瞳をじっと見詰めながら更に言葉を重ねた




「男を見せろや、翔くん


そしたら俺

一生お前だけを愛して生きてくって、誓ってやるから」


「…………参ったな(苦笑)」




一生お前だけを愛して生きて行くなんて、思いきり重いことを言う僕を見て


君が、苦い笑いを浮かべた




僕は、なんだか急に不安になって


君に言った




「……だから、引くなって言ったろ」


「だから、引いてなんかないよ

超嬉しいよ


本当に、智くんは…普段は可愛くてジジ臭いのに、ここぞって時になるとめっちゃ男前だなぁって

惚れ直しちゃってただけだよ(笑)」




.
/ 49ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp