第4章 秘密の共有※

ナカを掻き回されながら耳を刺激されて、迫り来る快感に身を委ねていた。限界の波が来る寸前でランギルスさんは指を引き抜いた。膣内が快感を求めてひくひくと痙攣している。


「っはぁ……ん……はぁっ……」


「もの欲しそうな顔して……嫌がってるのか、煽ってるのかわかりませんね……どうしたいんですか？言わないとわかりませんよ……？」


羞恥心を煽られ、恥ずかしくて目には勝手に涙が浮かんできた。それでも行き場のない性的欲求に理性が崩壊していく。体も心も快楽を求めてしまっていた。


「続き……してほしいです……」


「はぁ……、そんなんじゃわかりませんね……言わないならやめますから」


「指は、いや……、ランギルスさん……ので……イかせてください……」


「よく言えましたね……ミライさんのお望み通りに」


ランギルスさんはズボンを下着ごと素早く脱ぎ捨て、わたしの片足を持ち上げると、わたしの割れ目に反り勃った自身を押し当ててきた。


「ほらっ、手を僕の首に回してください」


言われるがままにランギルスさんの首に手を回して体を密着させると、ぐっ、と一気に奥まで入ってきた。まるで、離さないというかのように、膣内がぎゅうぎゅうと痙攣している。


「やあぁぁあんっ……！！あぁっ……！」


立ったまま向き合った体勢で、子宮の奥を突かれる。奥に当たるたびにランギルスさんのモノを締めつけているのがわかった。


「……っ！？まだ入れてすぐですよ？こんなに僕のを締めてきて……全く仕方のない人だ……」


イク寸前で止められていたので我慢ができず、すぐに限界の波が来てしまう。


「あぁっ……！もう……イッちゃ……やあぁぁっ……！！」


わたしは腰をビクビクと痙攣させて、呆気なく果てた。


「っ……」


「っはぁ……はぁ……もう……立ってられなっ……」


一度果て脱力しているわたしは、ランギルスさんの首に回した手に力が入らなくなってきた。


「僕はまだイッてない……」


ランギルスさんはまた腰を動かし始めた。一度果ててナカが敏感になっているせいか、奥を突かれるたびにビクビクと体が震えてしまう。


「やあぁぁっ……！もう……おかしくなっちゃ……あぁっ……！」


「っはぁ……、あんまり大きい声を出すと兄さんに聞かれますよ……」