第1章 トリップした先は・・・
「あっ、あん!」
大陰唇と足の付け根の境目の辺りを入念に揉み解される。そんなとこをこのように愛撫された事なんてなかったがものすごく気持ち良い。
「では、お洋服を脱いで仰向けになって頂いてもよろしいですか?」
「・・・うん・・」
もう恥ずかしさよりも気持ちい良いことをしてもらいたいという欲求の方が大きかった。どうせ覚める夢ならその前にとことん楽しもう。
バスローブもブラもとって、ベッドの上に再び寝転がると、リルは躊躇うことなく私の足をひらかせ、その間に体を割り込ませた。
「眠くなったら寝ても構いませんからね。」
「うん・・・」
確かに疲れているから一回イっちゃったら寝ちゃうかもな、なんて考えた。こういうところは夢の中でもリアルだな、と一瞬頭が冷めかかったところで、リルの手が恥丘を包み込んだ。
そしてその綺麗な指が流れるように大陰唇と小陰唇の隙間を行ったり来たりする。
「あっ・・あ・や・・・何それぇ・・・?」
「どうですか?」
「気持ち良い・・ん・・っ・・!」
私の妄想世界の性感マッサージの技術がぶっ飛んでいる。すぐにクリ触るとかじゃないんだ。包皮越しにゆるゆるとした快感が堪えることなく襲ってきて、もうどうにかなってしまいそう。
「可愛らしいです。ぷっくりとしてきましたね。」
最初はリルが何を言っているかわからなかったが、クリのすぐ上の包皮に指が置かれ、ぷっくりとしたのが何かすぐにわかった。
「・・あっ・・あぁんっ・・!」
「コリコリしています。気持ち良いですか?」
「あっ・・あっ・・!!」
優しく、でも適度に力強く包皮ごしにクリトリスをぐりぐりと刺激される。
「あ・・あ・・や・・あぁー・・!」
今まで感じたことのないような快楽の波が押し寄せて、私は達してしまった。
「・・はぁ・・・はぁ・・・」
「続けますか?おやすみになりたいですか?」
「・・ん・・・」
どうしよう、気持ち良いのを感じたいけど、でも大きく達したことで睡魔も押し寄せてきた。ああ、寝たらきっと夢が覚めちゃう。
しかし私は眠ってしまったのだった。