第1章 トリップした先は・・・
「ひゃっ」
「寒いようでしたら部屋の温度を上げましょうか?」
私がつい悲鳴を上げてしまったのは何も寒いからではない。リルがお尻にかかっているバスローブをグイッとめくったからだ。思いっきりパンツが晒されている。
ちなみにこの世界にバスタオル一枚できてしまっった私に手渡された下着はなかなかにセクシーなもので、レースのTバックだ。ヒモではないが相当なものをリルの眼前に晒している状態だ。
「寒くはないのだけど・・・マッサージってどこまでするの?」
「どこまで、とは・・・?こちらでは女性に行う一般的なマッサージのつもりでしたが、聖女様のお世界では異なるのでしょうか?」
女性に行うマッサージ・・・・もしや性感マッサージの一種なのか?にしてはリルはすっごく普通にしてるし。まあいいか。夢だから気持ちいいことしてもらおう。
「うん。少し違ってびっくりしたけど、気持ちいいから続けてもらえる?」
「もちろんです。」
そういうとリルはゆっくりとお尻を手で包み込んで揉み始めた。あ、やっぱり性感マッサージなんだ・・・。少年にしてもらうなんてなんて背徳的な。いや、夢の中を楽しもう。最高に気持ちいい。
「ではお脱がせいたしますね。」
「え?」
その言葉通り、スルスルとレースのショーツが降ろされてしまい、私は美少年の眼前にお尻を晒していることになる。これは恥ずかしい。
「少し足を広げていただきます。」
「え・・きゃ・・・」
うつ伏せのまま肩幅くらいに脚を開かせられてしまった。これは角度によっては色々と見えてしまう。
「では続けますね。」
再びお尻が手に包まれたかと思うと、ムニムニと形を変えているのがわかる。お尻の中心がひんやりとした空気に触れたのを感じ、割り開かれているのだと知った。
「・・・んん・・・」
この背徳感はやばい。
美少年にお尻を揉ませる夢を見るだなんて!私の性癖ってどうなってんの?
「・・んっ・・」
「お声、我慢していただかなくて結構ですよ。・・・濡れていらっしゃいますね。気持ちいいですか?」
そういうとリルは濡れそぼってしまったその一筋を指でツーッとなぞった。
「あぁんっ」
もうここ数年だしていなかった喘ぎ声が漏れてしまった。背徳感と気持ちよさでもう何だかとんでもない気分だ。
「気持ちよさそうで何よりです。」
美少年が・・・エロい・・・!