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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第33章 ラブホ


冬休みが始まったばかりの頃、涼子は一人で買い物に行った帰りにある物を拾った。
「こっ…これは!?」
そして走って家まで帰り、荷物を置いてすぐに隣のクグラの家に向かう。
「クグラ〜!!ラブホ行きましょう!!」
クグラ「ぶふー!!」
ちょうどクグラはジュースを飲んでいるところで吹き出してしまった。
「うわっ!汚なっ!!」
クグラ「お前がとんでもないこと言うからだろうが!!」
「だってさ〜!ラブホの割引券拾っちゃったんだもん!」
先程拾った物とは近所のラブホの割引券である。それを宝を見つけたかのように嬉しそうに広げてクグラに見せつけた。
クグラ「…だからって友達同士で行くところじゃねぇだろ…。」
「え?別にセッ◯スするのが目的じゃなくてラブホ見学が目的なんだしいいじゃん!セフレという恋人でもない関係の二人が堂々と行ってるのよ?幼馴染という恋人でない関係の二人が行ってもおかしくないわ!」
クグラ「何を言ってんだか……お前には恥じらいってものがないのか!?」
「んなもんあるわけないでしょ!!…ねぇ、ラブホ行こうよ〜!!」
涼子はクグラの腕にくっ付いて甘えてみる。
クグラ「(…ちょっと可愛いかも。…でも恋人じゃないのにラブホなんて…)」
「ねぇ、行こうよ〜!!」
そんなこんなやってるとカンナギが来た。
カンナギ「どこに行くんだ〜??」
クグラ「えっ!?カンナギ??なんで??」
カンナギ「あ?さっきラ◯ンで乱闘やろうってお前が誘ってきたんだろうが。」
ちなみに大乱闘ス◯ッシュブラザーズのことです。
「あのね!クグラをラブホに誘ってたとこなの!」
カンナギ「……お前ら…いつの間にセフレになったんだ!?」
クグラ「え!?普通『いつの間に付き合いだしたんだ!?』って聞かねぇ!?」
「クグラ…カンナギに普通を求めちゃダメよ。」
カンナギ「お前に言われたくねぇよ。セクハラ女が…。ところでなんでラブホに行くって話になったんだ?まさか本当にセフレになったわけじゃねぇんだろ?」
クグラ「セフレ違うし!!(できればいずれ恋人になりたい…気がしてるがそれは間違いなんじゃないかと思い始めてる。)」
「ラブホの割引券拾っちゃったのよ!休憩二時間
3000円の部屋が今だけ1500円なのよ!半額よ!今行くしかないでしょ!!」
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