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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第32章 通知表


クグラ「そんなー!!…俺家出しようかな。」
ヤタカ「そんな大袈裟な。」
カンナギ「それにどこに家出する気なんだよ?まさか公園の滑り台の下で寝泊まりする気か?」
クグラ「涼子の家に家出する!!」
「いや、すぐ見つかるから!観念してガッ◯の世話しなさいな。」
クグラ「ゔっ……だってガ⚪︎ツの奴うんこするし!」
キクリ「それは…赤ちゃんだから仕方ないんじゃない?」
クグラ「ミルク飲みまくってゲロするし!」
ヤタカ「飲ませすぎなんだろう。」
クグラ「泣たらずっと泣きやまないし!」
ヨルナミ「泣くのは赤ん坊の仕事ですからね。」
クグラ「せっかくの高1の冬休み…ガッ◯の面倒と勉強で潰れるなんてヤダー!!」
クグラが絶望したようなポーズで嘆いた。
「……もぅ、仕方ないわね。私がエト兄ちゃんとお母さん説得してあげるわよ。」
クグラ「……本当か!?」
「うん。でも代わりに冬休み中私の言うことなんでも聞くのよ?いいわね!」
クグラ「……分かった!!やったー!!ガッ◯と勉強から解放される〜!!」
クグラは何も気付いていないのだ。週一でガッ◯の面倒を見るのと毎日涼子の言うことなんでも聞くのだと後者のがハードだということを。
カンナギ「うわ〜…クグラの奴アホだな。」
キクリ「あんなに喜んじゃって…。」
ヨルナミ「…とりあえず放っておいてあげましょう。」
ヤタカ「どういうことか本人は気付いてないみたいだしね。」
生暖かい視線で見守る四人なのであった。
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