第122章 使用済みのトイレットペーパーは便器に流してください

「そんなに気になるならさ？店の人に聞いてみれば？？」
クグラ「いや・・・それは流石に出来ねえよ？」
「は？？なんでさ？？」
クグラ「・・・んな事聞いたらアホだと思われそうじゃん？」
カンナギ「ぱっと見でアホなんだから気にすんなって！」
クグラ「は！？お前に言われたくねぇし！！」
カンナギ「少なくともお前より賢そうに見えると思うぜ？」
クグラ「そりゃぁねぇだろ？スケべそうには見えるだろうけどよ？」
カンナギ「何だとー！？」
ヨルナミ「はぁ・・・そんな目クソ鼻クソの争いみたいな事はお止めなさいな。」
クグラ「ヨルナミー！？なんて事言うんだよ！！」
カンナギ「そうだぜ！？どっちが目クソでどっちが鼻クソだってんだよ！？」
ヨルナミ「どっちもどっちだと言いたいだけですよ。」
「で？目クソ鼻クソは置いといて、お便所の張り紙の事は聞かないの？」
クグラ「・・・ダメだ・・・聞けねぇ！俺の知的そうなイメージが崩れてしまう！！」
「そんな事思ってる奴はこの世に存在しないと思うけどね？」

そんなこんなで気になるっちゃ気になるので次の日、担任のイマカ先生に聞いてみる事にした。
クグラ「先生！質問があります！」
イマカ「何ぃ！？・・・クグラが質問だなんて・・・どういう風の吹き回しだ？？」
クグラ「俺だってたまには質問くらいするっての！」
イマカ「そうか・・・で？何の質問だ？？下ネタ以外なら答えてやるぞ？」
クグラ「下ネタじゃねぇし！・・・あのさ？コンビニの便所に『使用済みのトイレットペーパーは便器に流してください。』って張り紙あるんだけどさ？ケツ拭いた紙を便器以外にわざわざ流す奴なんて居るのか？居るとしてもなんでそんな事するんだ？？」
イマカ「・・・・・。」
クグラ「・・・なぁ？先生？どうなんだ？？」
イマカ「・・・珍しく質問なんてしてくるから・・・もしかしたら勉強の事じゃないかとほんの少しだが期待してたのに・・・・・お前という奴はー！！」
クグラ「げっ！？キレちまった！？」
イマカ「そんな下らん事考えてる暇があるならちっとは勉強せんかー！！今度赤点取ったら丸坊主の刑だー！！」
クグラ「ひー！！」
こうして結局謎？は解けず仕舞いなのであった。