第32章 通知表
ヨルナミ「それは…(クグラが二人きりになりたいから協力しろって言うからしただけなのにー!!)まぁそれはともかく…クグラは??一緒じゃないのですか?」
「通知表が恐ろしくて学校に来たくないんだってさ〜。」
ヨルナミ「あぁ、成る程。」
カンナギ「つーか、ヤタカそのマフラー…」
ヤタカ「あぁ、これかい?キクリからのクリスマスプレゼントだよ!手編みなんだ。」
カンナギ「やっぱり!それが噂のチ◯コマフラーか!」
ヤタカ「は!?何を言うんだ!!」
カンナギ「そのハートがチ◯コ柄……ぐあっ!!」
キクリはカンナギをカバンで殴った。
キクリ「カンナギ!もぅ黙ってて!!」
そんなこんな話してるとやっとクグラが登校して来た。
クグラ「おはよう…。」
非常にテンションが低い。
ヨルナミ「おはようございます。遅いですよ?」
カンナギ「通知表なんかにビビってんじゃねぇよ!」
クグラ「だって母ちゃんがさ〜…成績下がってたら冬休み中遊び行かせないし勉強と『ガ⚪︎ツ』のお守りさせるとか言うんだぜ?地獄じゃねぇか!!」
ヤタカ「ガッ◯??」
「クグラの姪の可憐ちゃんのことよ。まだ1歳未満なんだけどさ〜ガッ◯石松にそっくりなのよ!」
カンナギ「あぁ、あれはガ⚪︎ツとしか言いようがない顔だよな。」
キクリ「そんな…女の子なのに失礼よ?」
クグラ「いや!マジで似てるんだよ!」
クグラは何故か保存してあったガッ◯石◯そっくりな可憐ちゃんの写真をスマホで見せた。
キクリ「…まぁ、大きくなったらもっと女の子らしくなるわよ!きっと。」
ヤタカ「そうだよ。…それにしても姪の写真保存してるなんて…結構可愛がってるんじゃないか?」
クグラ「いや、上の兄貴が勝手に定期的にラ◯ンで送ってくるんだよ!」
ちなみに送り主の名前が兄貴の名前ではなく『親バカ迷惑メール』になっているのだ。
「うわ〜…親ってどんな子供でも世界一可愛いと思うって言うけど本当なのね!!」
ヨルナミ「涼子さん!いくらなんでも失礼ですよ!」