第26章 ヤタカの秘密？

ヨルナミ「…ヤタカどうしましょう？」
ヤタカ「…仕方ない、本当は秘密にしようとしてたけど今言うしかないな。」
キクリ「じゃぁ…まさか二人とも……」
キクリは泣きそうになる。
ヤタカ「実は…君へのクリスマスプレゼントをヨルナミと一緒に選んでたんだ。」
キクリ「……えっ？」
ヨルナミ「ヤタカが何にするか迷ってると言ってたので一緒に見てキクリさんが好みそうな物を選んだんですよ？」
ヤタカ「本当はクリスマス当日まで秘密にしておくつもりだったんだ。」
キクリ「そうだったの……はぁ…私…ヤタカがヨルナミとデートしてるのかと思って。」
ヤタカ「は！？なぜに！？」
キクリ「だってヨルナミって女子力あるし…美人だし…。」
ヨルナミ「皆さん女子力とか言いますが私は男ですからね！？それにヤタカとデートなんてとんでもない！！」
ヤタカ「そうだよ！男同士で！！」
キクリ「…勘違いしてごめんなさい。」
ヤタカ「僕が浮気なんて…しかも男とするはずないだろ？」
キクリ「そうよね…。」
ヤタカ「まぁ…誤解が解けてよかったよ。」
ヤタカはキクリの手を握る。
「乳繰り合ってるところ悪いけどさ…買ったのってまさか指輪じゃないでしょうね！？」
ヤタカ「ん？…そうだけど？」
カンナギ「ヨルナミ！お前やりやがったな！！」
ヨルナミ「…なんのことでしょう？」
クグラ「お前！自分が賭けに勝つ為に指輪買わせたな！！」
三バカwithヨルナミはキクリとヤタカが何を贈り合うか賭けたのである。片方当てた場合は焼肉食べ放題スタンダードコースを奢ってもらえて、両方当てた場合はプレミアムコースを奢ってもらえるのである。
ヨルナミ「…ただキクリさんに似合いそうな指輪があったから勧めただけですよ。」
「プレミアムコースの為に誘導したんだろうがー！！」
ヨルナミ「ふっ……それの何が悪い！？」
カンナギ「っ！！…コイツ開き直りやがった。卑怯者め…。」
キクリ「ねぇ…もしかして私達が何を贈り合うのか四人で賭けてたの？？」
クグラ「……なんのことだ？？」
ヤタカ「いや、今更とぼけても遅いから。」
「別にいいじゃん！あんたらが損するわけじゃないんだから！」
ヤタカ「まったく…いつも下らないことばかりして…。」
まぁとりあえず今回の騒動？は解決し、賭けはヨルナミの圧勝となった。