第26章 ヤタカの秘密？

「………うん。それで？？」
キクリ「それでって…楽しそうによ？？相手はヨルナミなのよ！？女子力ある上に美人のヨルナミなのよ！？きっと二人でデートしてたに違いないわ！」
クグラ「あぁ、ヨルナミな〜。あのチ◯コマフラーを手直しできたもんな〜女子力高いよな！」
カンナギ「チ◯コマフラーって何だよ？」
クグラ「キクリがさ〜デカいハート柄のマフラー作ろうとしたらハートじゃなくてチ◯コになっちまってさ〜！！ギャハハハハ！！…それをヨルナミがハート柄に手直ししたんだよ！」
カンナギ「なるほど…ぷっ！！そのチ◯コマフラー見たかったぜ…ぐあっ！！」
クグラ「ぐぇっ！！」
二人はまたキクリにカバンでぶん殴られた。
キクリ「二人とも無神経なんだから！！その話はしないでよ！……涼子、どうしよう。ヨルナミにヤタカ取られちゃったら…私もぅ立ち直れない。」
「…いや、大丈夫だよ。どうせそれ女子力の高いヨルナミにキクリへのプレゼント選んでもらってるだけだろうから………マズいわ！！」
クグラ「……ヨルナミの奴まさか！？」
カンナギ「おい！その雑貨屋に行くぞ！！」
三バカは雑貨屋に向かって走り出した。
キクリ「えっ！？みんないきなりどうしたの？？」

そして雑貨屋へ
ヤタカ「ヨルナミありがとう。いいプレゼントが買えたよ。」
ヨルナミ「いえいえ。キクリさんきっと喜びますよ。」
「ヨルナミー！！」
ヨルナミ「ん？今、ガサツな女性の叫び声が聞こえたような…。」
カンナギ「待ちやがれー！」
クグラ「ヨルナミー！！」
ヤタカ「…下品で野蛮な男の声も聞こえたな？」
「誰がガサツだ！マザコンめ！」
カンナギ「下品で野蛮だと！？」
クグラ「自分はエセ紳士のくせに！！」
ヨルナミ「あぁ…気のせいではなかったようで。しかもかなりの地獄耳。」
ヤタカ「大声出して何なんだい？？…あっキクリ…？？」
キクリ「ヤタカ……。」
ヤタカ「どうしたんだい？君もお下劣トリオとカラオケに？？」
「ちょっと！下劣はないでしょ！」
クグラ「そうだ！せめて三バカにしとけ！」
ヨルナミ「(バカでいいんだ…。)で、みなさんは叫びながら何のご用で？？」
キクリ「ねぇ、ヨルナミ…ヤタカと二人で何してたの？」
ヨルナミ「えっ…雑貨屋ですからね…ちょっと買い物を…。」
キクリ「男二人で？ここって女の子向けなのに…。二人で楽しそうに何してたの？？」