第22章 もうすぐクリスマス
カンナギ「ふっ…その顔は触れるどころか破いたな!!」
クグラ「さぁ白状しろ!処女膜突き破って一線を超え更に甘い雰囲気になってるんだろうがー!!」
キクリ「ちょっと!そういうこと大声で言わないでよ!恥ずかしいじゃないの!」
ヤタカ「そうだ!それに僕らはまだ清い関係だ!下品なこと言うのはやめたまえ!」
「え〜…な〜んだ。ヤタカまだ童貞か〜。」
カンナギ「んだよ!つまんねぇなぁ。」
クグラ「根掘り葉掘り聞いて楽しもうとしたのに!はしゃいで損したぜ!」
ヨルナミ「(あれは…はしゃいでたのではなく僻んでたのではないでしょうか…。)………ところでお二人は何かいいことでもあったのですか?」
キクリ「そうね…実は今年のクリスマスは二人で過ごすことになったの…。」
「ん?いつも二人じゃなかったの?」
ヤタカ「去年は受験でクリスマスどころじゃなかったしそれ以前はお互い家族と過ごしてたからね。」
キクリ「だから初めての二人きりのクリスマスが楽しみで!」
「そうなの…で、クリスマスプレゼントはキクリの処女ってわけね?」
クグラ「ヤタカからのプレゼントは童貞か!」
キクリ「涼子ったら!何言ってるのよ!」
ヤタカ「そうだぞ!君達!僕らの関係を汚さないでくれたまえ!」
「冗談よ〜。で?マジでプレゼントは何にするの?」
キクリ「ん〜内緒!」
ヤタカ「僕からのプレゼントもクリスマス当日までのお楽しみだよ?」
キクリ「早くクリスマスにならないかしら…。」
二人はまたイチャイチャし始める。