第21章 三バカになった日
そして早くもテスト終了し、採点が終わり答案が返された。
クグラ「んがー!!ヤベェ!涼子!お前どうだった??」
「私もヤバい!算数25点!」
ちなみに100点満点のテストである。
クグラ「俺よりマシじゃん!俺15点!」
「ははっ!私の勝利ね!今日の給食のおかず貰うから!」
クグラ「はっ!10点高いだけで威張るな!それに俺のおかずやらねぇし!」
「ところでキクリは……まぁ聞くまでもなく全教科90点以上かしらね。」
キクリ「うん…まぁ…。でも理科はギリギリ90点って感じよ?」
クグラ「はっ!それでも俺らよりずっといいじゃねぇか!…ところでカンナギは??」
カンナギ「………聞くな。」
「え〜!いいじゃん!見た目は不良で実は賢い系だったりするんじゃない??」
涼子は強引にカンナギの答案を取り上げた。
カンナギ「おいっ!!」
「まぁまぁ、堅いこと言わないで………あれま〜。」
クグラ「ん?どうした??……マジかよ。」
カンナギ「笑いたきゃ笑えよ…。」
涼子とクグラ以上に点数が悪かったのである。するとクグラはカンナギの肩に手を置き言う。
クグラ「今日から俺らは仲間だ!仲良くしようぜ?」
「そうね!今日から三バカwithキクリで仲良くするわよ!」
カンナギ「バカ仲間になりたくねぇー!!」
こうしてカンナギもつるむようになり三バカが誕生したのである。