第16章 痴漢
クグラ「それって…もしかしてアレじゃねぇか?」
ヨルナミ「アレって……まさか!?」
カンナギ「あの痴漢の野郎……あの短時間で女装したヨルナミで発射しやがったか…。気持ち悪りぃ。」
ヨルナミ「……………イヤーー!!!!」
ヨルナミはまた叫びながら走り去って行った。
「あ〜ぁ、あの格好で一人で行っちゃったよ。」
クグラ「どこ行くつもりなんだろう?」
カンナギ「お袋さんのとこじゃねぇか?マザコンだから何かあったらすぐに母親ってタイプだろ?」
「あぁ!そうか!でも…お母様に知られたら生きていけないって言ってたのに…結局女装披露することになっちゃうわね!」
カンナギ「まぁ女装が知れても死にはしねぇからいいんじゃねぇの?」
クグラ「だな!そういや俺腹減ってきた…痴漢が無事捕まった祝いに何か食いに行こうぜ!」
「いいね〜!私ピザ食べたい!」
カンナギ「よし!じゃぁそこのファミレスにしようぜ!」
三人はファミレスに入って行った。
とりあえず痴漢も露出狂も捕まって一件落着である。
ちなみにヨルナミは…
ヨルナミ「お母様ー!!」
母「どうしたんです?ヨルナミ?大声出し……て?何ですかその格好は!?」
ヨルナミ「えっ……あー!!女装してたの忘れてたー!!」
母親に女装を見られしばらく立ち直れなかったのである。
ヨルナミ「もう二度と女装なんてしません!!」