第118章 夏休みの宿題
ヨルナミ「どれどれ……『◯◯ちゃんの胸と尻の大きさのバランスは絶妙だと思います。しかもピンクのビキニがスゲー似合』……って!!これは水着写真集の感想じゃないですか!?」
クグラ「そうだけど?写真集だって立派な本だろう?」
ヨルナミ「せめて風景写真とか動物図鑑にしなさい。それも読書とはなんか違いますがまだマシです。」
クグラ「えー!?そんなつまんねぇの見ても楽しくねぇし!!」
ヨルナミ「……エト先生が知ったら泣きますよ?」
クグラ「…チッ!!」
なんやかんやでエトに知られたくないので渋々書き直す。
「ヨルナミ〜!私も感想文書いたの〜!」
ヨルナミ「美術の宿題はもぅいいのですか?」
「うん!言われた通りによく見て描いたし?」
そう言って見せた絵は最初より悲惨であった。
ヨルナミ「……あぁ、そうなんですね。」
ヨルナミはもぅ諦める事にした。
「で、感想文なんだけど…作文用紙3枚にまとまらなくてね〜…」
ヨルナミ「随分と熱心に書いたんですね。どれどれ……『不二◯助に抱かれたい。ラケットを振ってるところを見るとボールになりたいといつも思う。』……あの…これは願望では?それに漫画ですよね?」
「まぁ感想も願望も似たようなもんでしょ?それにテニ◯リは小説もあるから大丈夫!」
ヨルナミ「…………まぁ、文章がそれなりに書けてればいいのではないでしょうかね。」
もぅヨルナミは疲れてきたのでもぅいいやという気分になってきた。