第117章 猥談
夏休みにクグラ、ヨルナミ、カンナギの3人でクグラの部屋で集まってた時のこと…
クグラ「俺は今日、涼子と初体験しようと思う!!」
突然クグラはヨルナミとカンナギの前で宣言した。
ヨルナミ「…わざわざ私達の前で宣言しなくても…。」
クグラ「ん?だって宣言しておけば気合いが入って成功しそうじゃん?」
カンナギ「あぁ…下手すりゃヤル前に出ちゃいました〜!みたいな結果になるかもしれねぇもんな。気合い入れとかねぇとな。」
クグラ「いや、そっちじゃなくて涼子とヤル方向に持ち込むのが成功しそうってことだ!」
ヨルナミ「涼子さんって普段下品なわりに奥手だからなかなか難しいのでは?」
カンナギ「アイツ自分の事となると妙に照れるタイプだもんな!」
クグラ「そうなんだよなぁ………何て言って初体験に持ち込めばいいと思う?」
カンナギ「軽い感じでラブホに誘ったらどうだ?中に入っちまえばもぅ勝ったも同然!」
ヨルナミ「それは無理矢理過ぎるのでは?」
カンナギ「気軽に男をラブホ探索に誘う女なんだから別に平気だろ?」
ヨルナミ「いやいや、やはりムードというのは大切ですよ?まずは二人でラブシーンの多いドラマや映画を見るのはどうです?そこからそういう雰囲気に持ち込んで…」
クグラ「なるほど!それいいかもしれねぇな!よし!そのパターンでいくぞ!」
カンナギ「ちょっと待て!その前にヨルナミに聞きたい!…それはAVやエロ本の知識か?」
ヨルナミ「えっ…いやっ………」
カンナギ「お前…熟女とラブシーンを見てたら盛り上がっちまってそのままセッ◯スとかいうパターンのAVや官能小説でも見たんだろ?」
ヨルナミ「………別にいいでしょ!?何を見たって!!」
カンナギ「ふっ…やはりお前は熟女マニアだったか。」
ヨルナミ「自分だってSMのAVばかり見てるではありませんか!!」
カンナギ「……なぜそれを!?」
ヨルナミ「この前ベッドの下に『女王様のピーピー』とかいうAV隠してたでしょ?」
カンナギ「お前……俺の秘密を……」
ヨルナミ「ふっ…隠すならもっと上手く隠しなさいな。」