第115章 高2の夏祭り
そして最後にみんなでカキ氷を食べる。涼子はクグラとカンナギの奢りである。
「あー!!なんでヨルナミはブルーハワイじゃないの!?」
涼子がヨルナミの食べているイチゴのカキ氷を指差しながら言う。
ヨルナミ「そんなに驚かなくても…」
クグラ「だってさ!祭りでのカキ氷といえばブルーハワイだろ!?」
カンナギ「そうだ!ブルーハワイみたいな頭してるくせになんでイチゴなんか食ってんだ!?」
ヨルナミ「ブルーハワイみたいな頭とは失礼な。何を食べても自由でしょ?それにどちらかといえばカキ氷の定番はイチゴだと思いますが?」
「いやいや!ブルーハワイがある場合はブルーハワイでしょ!」
クグラ「そうだ!ブルーハワイは扱ってない店もあるんだから貴重なんだぞ!?」
ヨルナミ「まぁ、別にあなた方がそう思うのは構いませんが……みなさん…唇と口の中が真っ青ですよ?」
3人はヨルナミに渡された鏡を見る。
「うわっ!最悪!!」
クグラ「げっ!唇真っ青!!」
カンナギ「こうなるのすっかり忘れてたー!!」
そして微妙に恥ずかしいのでそのまま解散することになった。
高2の夏休みは出店巡りをして食べるだけで終了したのでした。