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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第114章 夏休みプールデート?


こうしてクグラに強引にプールに連れて行かれた。
クグラ「流石、運動公園のプールだな!水中ウォーキング目的のおばちゃんばっかり!」
今回は流行りのレジャー施設ではなく安く遊べる運動公園のプールに来たのだ。貯金が大切なクグラにとって入場料が安いということはとてつもなく嬉しい事なのである。
「はぁ…せっかくなら流れるプールがあるところがよかったなぁ。浮き輪使って流れてればいいだけだし〜。」
クグラ「何言ってんだよ?それだと泳ぐ練習できないだろ?さぁ!始めるぞ!先ずは基本の浮く練習だ!クグラ様が手本を見せてやろう!」
そう言うとクグラはプールの上で浮いて見せた。
クグラ「どうだ?」
「どうだって……まるでドザエモンみたいだったわ。」
クグラ「何だよ!その感想は!!よし!お前もやってみろ!」
「………わかったわよ。」
涼子は浮いてみようとしたのだが……………何故か沈んでしまった。
クグラ「お前…それはふざけてんのか?」
「ふざけてないわよ!何故か沈むから困ってんだって!てか、コツとか無いわけ!?」
クグラ「へ?んなもん知らねぇよ!何もしなくても普通は浮くだろ?」
「何もしてないのに沈むんだってば!」
クグラ「………不思議だよな…お前、脂肪多そうなのに……なんでだろうな?脂肪って軽いから浮く……んげっ!!」
涼子はクグラに拳骨をした。
「脂肪脂肪言うなー!!」
浮く事ができそうにないので早くも練習を諦めて遊ぶ事にした。遊ぶといっても涼子は泳げないのでクグラが涼子をおんぶして歩き回るだけである。
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