第114章 夏休みプールデート?
クグラ「お〜い!涼子〜!!」
とある夏休みの朝10時半、クグラは涼子の部屋を訪れた。暑さでチャイム鳴らして待つのがしんどいので合鍵を使って勝手に入ったのだ。
クグラ「あれ?妙に静かだな……ん?まだ寝てんのかよ。」
エアコンの効いた部屋でまだ涼子は爆睡していた上に寝相が悪いのでTシャツが捲れていて胸が見えそうになっていた。
クグラ「…………ちょっと見てみるくらいいいよな?」
クグラは今までの人生でエロ本やAV以外では母親と祖母と小さい頃の涼子の胸しか生で見た事がないのである。
クグラ「………よし!そぉっと……」
ゆっくりと涼子のTシャツを捲ると…
クグラ「……………なんじゃこりゃー!?」
涼子は妙なデザインのヌーブラを着けていたのである。
「んっ……煩いなぁ……あぁ、クグラか…おはよ〜。」
クグラ「おはよ〜じゃねぇよ!何だよそれは!?」
「何って…ヌーブラじゃん。」
クグラ「ヌーブラって…なんでそんな柄なんだよ!人の顔みたいじゃねぇか!?」
「いや〜、クグラが覗いた時にびっくりさせようと思ってさ。」
クグラ「びっくりじゃなくてドキドキするようなのが見たかった…。」
「そんなもん着けて勃◯されたら困るからこれでいいのよ。…てか、なんか用?」
クグラ「用って……今は夏休みなんだぜ?」
「……うん。そうね?」
クグラ「遊ぼう!!」
「いやいや、毎日のように一緒に遊んでるじゃん?何を改めて言ってんのよ。」
クグラ「今日はカンナギとヨルナミは抜きで2人で遊ぶんだ!つーか、プールデートしよう!」
「……プールはちょっとなぁ…。」
クグラ「えー!?変態トルマキに指導してもらってビート板くらい出来るようになっただろ?」
「…………まだ出来てない。」
クグラ「えっ!?何の為に個人指導やってんだよ!?アイツ、腰や尻を触るのに夢中で肝心な事教えてねぇんじゃねぇの!?」
「そうね…よく尻は叩かれるわ。エト兄ちゃん公認だからって調子に乗ってさ……というわけで!プールデートは無しね〜。」
クグラ「………よし!じゃぁ俺が特訓してやる!」
「えっ!?いいわよ!別に!!」
クグラ「良くねぇよ!高校生でビート板すらできねぇとかマズいだろ?」
「ゔっ………」
クグラ「ほら、優しいクグラ様が教えてやるから行くぞ?」