第112章 可憐との一日
可憐「可憐ちゃん食べた!可憐ちゃん赤ちゃんないない!」
「あらま〜!クグラったら可憐ちゃんに負けたわね〜。」
クグラ「ゔっ……俺がガッ◯に負けるなんて…」
「悔しかったらさっさと自分で食べなさい!」
そしてクグラはサラダを渋々食べ終えた。
クグラ「はぁ…やっと食い終わった。………なんか物足りないなぁ…デザートないのか?」
可憐「可憐ちゃんもー!」
「じゃぁ、プリン食べようか??朝、作っておいたんだ〜!」
涼子は冷蔵庫からプリンを三人分持ってきた。
クグラ「俺一番デカいやつ〜!」
クグラは一番大きく見えるプリンを先に取る。
可憐「あー!それ可憐ちゃんー!」
クグラ「煩え!早いもん勝ちだ!」
可憐「ゔぅ…可憐ちゃんのー!!」
可憐は半泣きになる。
「クグラ!譲ってやんなさいよ!」
クグラ「ダメだ!プリンだけは譲れん!」
「…あんたそれ、将来自分の子にもやる気?」
クグラ「ん?自分の子にはたぶんやらねぇよ?でもガッ◯は兄貴の子だからやるんだ!」
可憐「ゔー!!」
「ったく…ほら、可憐ちゃん?私の分も少しあげるから泣くのやめな?」
可憐「涼子ちゃん…あーと。」
「はいはい。あーんして?」
涼子は可憐にプリンを食べさせる。
クグラ「あー!!また食わせてやってんの!ズルいぞ!!」
「2歳前の子供に食べさせて何が悪いのよ?」
クグラ「俺だって食べさせてほしいんだ!」
「貴様は何歳のつもりだ!?」
クグラ「え?ピチピチの16歳だぜ?」
「はぁ…16歳のつもりなら自分で食べろっての!」
クグラ「……涼子は俺よりガッ◯のが好きなのか!?」
「何言ってんだか……もぅ、分かったわよ!!ほら、食べさせてやるから口開けな!」
クグラ「なんか渋々な感じが気に入らないが……」
ちょっと不満そうな顔をしながらクグラは涼子に食べさせてもらった。