• テキストサイズ

学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第103章 ある日の買い物


そして次は魚コーナーへ。
「あぁ…サバ安売りだけど塩サバだったか…。」
クグラ「それだとサバ味噌できないのか?」
「塩味付いてるしね。生サバが良かったんだけどなぁ〜…」
クグラ「よし!じゃぁ、サバ味噌は無しな!」
「ん?いいわよ。サバの塩焼きで!」
クグラ「えぇー!!挽肉も特売なんだしハンバーグ以外の何かでいいじゃねぇか!」
「だから〜!肉が続くのは…」
クグラ「あっ!そうか!女二人はデブるんだったよな!!……あだっ!!」
涼子はまたクグラに拳骨した。
「デブるっていちいち言うな!!」
そして生サバではなく塩サバを籠に入れて今度は肉コーナーへ。
クグラ「涼子!あの肉美味そうだぞ!!」
クグラが指差したのは霜降りの超高級ステーキ肉であった。
「…美味しそうでも買えないわよ?」
クグラ「え〜!たまには贅沢しようぜ?」
「人数分買ったらいくらすると思ってんのさ!あんたの小遣いから奢ってくれるならいいけど?」
クグラ「…………早く生姜焼きの肉買っちまおうぜ。」
「奢る気は無いのね。」
クグラ「だって110万貯めなきゃいけねぇし?」
「そろそろ忘れてるかと思ってたけどちゃんと貯めてるのね…ちょっと感心したわ。」
クグラ「当然だろ?あっ!俺、生姜焼き好きだから肉いっぱい買えよ?」
「はいはい。特売だから多めに買いますよ。」
そして豚肉を籠に入れて次は調味料のコーナーへ。
「みりんと醤油と油がそろそろ無くなるから買っとかないとね〜!」
クグラ「……なぁ、いつも一人で買い物行くのに俺に付いて来いって言ったのは重い物が何個もあるからか?」
「ん?そうだけど??」
クグラ「なんだよ…俺と新婚夫婦気分で買い物したいから誘ってきたのかと思ったのに!!」
「…まぁいいじゃないの!結婚できたら毎回荷物持ちさせてやるから!その予行練習だと思ってさ?」
クグラ「毎回はヤダし!!」
/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp