第102章 女子会
こうして下品な単語がちょいちょい出ながらもそれなりに楽しく過ごしているとあっという間に夕方になってしまった。
エミス「あっ!もぅこんな時間だわ!そろそろ帰らないと。」
キクリ「私も。そろそろお暇するわね?」
「そう?あっ!じゃぁ、これお土産に持って帰ってよ?」
涼子は二人に手作りのクッキーを渡した。
エミス「ありがとう!これって涼子ちゃんが作ったんだよね?上手いなぁ…。」
キクリ「涼子って意外と女子力高いもんね!」
「意外は余計だって!」
そしてエミスとキクリは帰っていった。
エミスが一人で帰宅中…
アカチ「エミス!」
エミス「…あれ?アカチじゃない?こんな所でどうしたの??」
アカチ「そろそろ帰る頃だと思ってな。待っていた。…送って行く。」
帰り道に何かあったらと心配で帰る時間を見計らって待ち伏せしていたのである。
エミス「ありがとう!アカチは今日何やってたの??」
アカチ「クグラの家で…カンナギとヨルナミとヤタカの五人でゲームしたりしていた。」
エミス「アカチも集まってたんだ!」
アカチ「…エミスは楽しかったか?」
エミス「楽しかったわよ!涼子ちゃんがびっくり発言するからうっかりジュース吹いちゃったりしたけど!」
アカチ「…あの下品女め。」
エミス「あっ!お土産にクッキー貰ったんだけど、1つ食べてみて?」
お土産のクッキーを1つアカチに渡した。
アカチ「……………なかなか美味いな。どこの店のだ?」
エミス「ん?それ、涼子ちゃんの手作りよ?」
アカチ「………………。」
アカチは目を見開いて固まった。