第101章 夢を見た
ヤタカ「……なんか意外だな。」
「何がよ??」
ヤタカ「君なら外から何言われようが開き直って『生理現象なんだから文句言うな!!』って言うかなぁと。」
「ふっ…私にも多少は恥じらいくらいあるわよ。」
ヨルナミ「恥じらいがあるならもぅ少し下品発言を控えてほしいですが。」
クグラ「で?ハラハラしてどうしたんだよ??」
「ん?ハラハラしながらもウンコが出続けるから『早く止まれー!!』って念じて、それでも止まらなくて焦ってたら目を覚ましたわ。」
カンナギ「もしかして漏らしたのか??」
「それはないわよ。別に朝起きてウンコしたかったわけでもないし。あの夢は何だったのかしらね。」
キクリ「そういえば、トイレ関係の夢っていいって聞くわよ?」
なぜか持っていた夢占いの本を開きながらキクリは言う。
「え??そうなの??」
キクリ「うん!涼子の見た夢は…『運気がアップ!ネガティブな感情から解放される』だって!」
カンナギ「ウンコだから運気か!」
キクリ「わざわざそういう事言わなくていいからね?」
クグラ「でも、お前ってネガティブな感情とかあるのか??」
ヨルナミ「そうですよね…涼子さんは常にポジティブなイメージです。」
ヤタカ「ネガティブとか無縁そうだよね。」
「あぁ…確かにそうかも…てことは?ただの疲れ損ってこと!?」
キクリ「まぁまぁ!いい夢ではあるんだから後で何かいい事あるかもしれないわよ?」
「だといいけどね〜。」