• テキストサイズ

学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第100章 怖い話


カンナギ「いや、まだ続きがある!……それから朝飯を食って学校に行ったんだけどよ…学校に人が居ねぇんだよ。まぁ、とりあえずその日はたまたま朝早く着いたからそんなもんかと思ってさほど気にせず教室に行ったんだけど…やっぱり誰も居ねぇんだ。それからボケーっとしながら一人で教室に居たんだけど9時過ぎても誰も来なくてよ…。もしかして人が居ない異世界に迷い込んだのかと思ってな……少し戸惑ってたら突然、ハゲ先が教室に入ってきて俺に言ったんだ…。『カンナギ?今日は土曜日で休みなのに何やってんだ?』ってな。…俺はどうやら曜日を間違えて登校してしまったらしい。」
「……ぷふっ!!それってただのバカじゃん!」
クグラ「だよな〜!超間抜け!異世界に迷い込んだとかバカで〜!」
ヨルナミ「それに全然怖い話じゃないじゃないですか。」
カンナギ「道でも誰にもすれ違わなかったし!妙に静かだし!学校に誰も居ないしでマジで誰も居ない異世界かと思ったんだ!おっかねぇだろうが!」
ヤタカ「えぇ…別に怖くないだろ?」
キクリ「そう?私は少し怖いわ…学校の日と勘違いしてる状態で学校に誰も居ないとか…」
ヤタカ「そうだね!なかなか怖いかもしれないね!」
カンナギ「ヤタカ…お前やっぱ少しムカつく。」
少しムカつくけどなんやかんやずっと連んでるのである。
そしてお次はキクリの怖い話である。
キクリ「ちょっと前にね…おばあちゃんから頭に水をかけると髪の毛が伸びるっいうお人形貰ったんだけどね…。」
「えっ!?何それ!?気持ち悪っ!!」
キクリ「昔そういうのがあったのよ。髪が草で出来てるやつ。昔おばあちゃんが興味本位で買ったんだけどそのまま放置してたやつを私にくれたの。…それでね、せっかくだから試しにお水をあげてみたんだけど…昔のだからもぅダメになってるのか伸びなかったのよね。」
ヨルナミ「いったいそれは何年前に購入したんですか?」
キクリ「確か…20年は経ってたような…。」
クグラ「げっ!俺らより年上かよ!」
ヤタカ「それで…それからどうなったんだい?」
/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp