第14章 期末テスト
そして放課後、勉強出来ない仲間のカンナギも一緒に涼子の家に行った。
「じゃぁ私がやってる勉強法を教えてやるわ!とりあえず英語ね!」
カンナギ「つーか、お前勉強してたんだな。」
クグラ「いつもゲームか漫画か寝てるって感じなのにいつの間に勉強してたんだ…。」
「短時間でチャチャっと覚える方法があるのよ。じゃぁ英文からね!」
三人は珍しく教科書とノートを開き真面目に勉強を始めた。
「『It is important for me to learn English』って英文ね、『私にとって英語を学ぶことは重要だ』って意味じゃん?これをね下品な単語を使いながら英文を作ると笑えて覚えられるのよ!」
カンナギ「あ?下品だ??」
「そうそう!『It is important for me to play excrement』とか!」
クグラ「どういう意味だ?」
「『私にとって糞便をすることは重要だ』って意味!わざわざ辞書でexcrementって調べたのよ!」
カンナギ「うがー!下らねぇ〜!つーか、ウンコなのにプレイなのかよ!!」
「だってウンコするって他に表現分からなかったんだもん!」
クグラ「ギャハハハハ!バカみてぇ!!」
「でもこの覚え方で実際それなりに点取れてんだからね?あと、理科の元素記号も下品な単語で覚えられるよ?」
涼子は理科の教科書の元素記号が載ってるページを開く。
「例えば…『He』は『ヘリウムはエッチなエト兄ちゃん』」
クグラ「ギャハハハハハ!!それなら覚えられる!」
カンナギ「じゃぁ『Ti』は『チタンはチ◯コ』で『Mn』は『マンガンはマ◯コ』か?」
クグラ「うわっ!マ◯コとかヤラシイなぁ!」
「そこに反応するアンタもヤラシイわよ!」
そんなこんなでバカ三人勉強?をして期末テストに挑んだ。
クグラ「だー!!あんなに勉強したのにー!!赤点だらけじゃねぇか!!」
カンナギ「涼子!どうしてくれるんだ!お前の勉強法でやったのに全然ダメじゃないか!」
「そりゃそうよ。『Ti』は『チタン』って書けばいいだけなのに『チ◯コ』まで書くから!バカね〜!」
カンナギ「バカな覚え方教えたのはお前だろうがー!!」
クグラ「最悪だー!!」
その後二人は仲良く追試を受けることになりましたとさ。
終われ