第97章 ヤタカとキクリの痴話喧嘩
そしてお昼休み…
キクリ「涼子!たまには二人でお昼しよう?」
「いいけどさ…ヤタカとこのままでいいの?」
キクリ「いいの!」
ヤタカ「…クグラ!今日のお昼は君達と一緒させてもらうよ!」
クグラ「別に構わねぇけどさ……キクリにさっさと謝らないのか?」
ヤタカ「なぜ僕が謝る!?」
ヨルナミ「キクリさんの気に触る事でも言ったんではないですか?」
カンナギ「分かった!洗濯板とかAカップとか言ったんだろ?」
ヤタカ「んな事言わない!!さぁ、そんな事はいいからさっさと弁当食べよう。」
険悪なムードのまま昼休みを過ごした。そして放課後、この状況に耐えられなくなった涼子達がヤタカとキクリに話を聞くことにした。
カンナギ「お前らさ…いったい何で喧嘩したんだよ?」
ヨルナミ「そうですよ。一日中険悪なムードで……明日もこの調子じゃ私達が疲れます。」
「そうそう!二人の言い分聞いてあげるから話してよ?」
キクリ「だって…きっとみんなに話すとつまんない事とか言うもの。」
クグラ「んな事言わねぇからさ。とりあえず話してみろって!」
ヤタカ「……仕方ない。話すとしよう。昨日キクリと二人で放課後デートしてた時なんだけど…」