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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第97章 ヤタカとキクリの痴話喧嘩


キクリ「最低!!失礼しちゃうわ!それにアレの良さが分からないなんて意味分かんない!」
ヤタカ「は?僕は君の言ってる事の方が理解不能だね。」
キクリ「なによ…もぅヤタカなんて知らないから!」
ヤタカ「勝手にすればいいさ!」
付き合って初めてヤタカとキクリは喧嘩をしたのだ。
そして次の日、教室で二人は離れて座っていた。
「あの…キクリさんよ?なぜに私の席に座ってるんで?」
キクリは涼子の席に座っていたのだ。
キクリ「…あんな神経質潔癖男と一緒に居たくないんだもん!」
クグラ「なんだ?珍しく痴話喧嘩かよ?」
カンナギ「わかった!とうとう初体験し…」
キクリ「とうとう初体験してヤタカが下手な上に早漏で最悪だったとかじゃないから!」
カンナギ「あっ…そうかよ。つーか、そこまで言うつもりは無かったんだが。」
ヨルナミ「…ヤタカにキクリさん?何かあったのですか?」
ヤタカ「別に?ただそこの分からず屋の女生徒に腹が立ってね!」
キクリ「何よ!分からず屋なのはそっちでしょ!?」
言い争っているとクグラがコソコソと涼子に話しかける。
クグラ「なぁ、この二人が喧嘩って初めてだよな?」(コソコソ)
「そうね!…記念に動画撮っとく?」(コソコソ)
クグラ「あぁ!それいい…」(コソコソ)
キクリ「動画撮るとかやめてよね!」
「あっ…はい。」
コソコソ話しててもバッチリ聞かれていたのである。
そしてその日はキクリは涼子の席に座って授業を受け、涼子は仕方ないのでキクリの席に座って過ごした。
「はぁ…潔癖マンの隣ってなんか落ち着かないわ。」
ヤタカ「それはこっちの台詞だよ。……それと!僕の隣で授業中に腕の除毛をするのはやめたまえ!除毛クリーム臭いぞ!」
「煩いわねぇ…あんまガタガタ言うとこの除毛クリーム付いた手であんたの髪に触れるわよ?」
ヤタカ「うわっ!やめてくれ!髪が溶ける!!」
イマカ「コラ!静かにしろ!涼子に……ヤタカ?……珍しい組み合わせだな。三バカは解散して新しくコンビでも組んだのか?」
「いやいや、こんな神経質男と組める奴なんて居ないって。」
ヤタカ「失敬だな!!」
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