第96章 産休の代わりの先生
オキマ先生とまだ登場した事はないが保健室のマルカ先生は夫婦である。去年妊娠が分かり今月から産休に入る事になり、その代わりに来た先生なのだが…
校長「え〜…今日から産休に入るマルカ先生の代わりのタンデ先生です。」
初登場の校長がタンデ先生の紹介をしていると生徒達が騒めいた。
「ねぇ…アレって…本当に保健の先生なわけ?」
クグラ「だよな…。ヤベェよ…。」
カンナギ「変態体育教師トルマキとボディービルダー風英語教師マッスル・ムナカタ以上のインパクトだぜ…。」
その保健先生とは…厳つい顔つきに鼻ピアス、ゴツい体型なのである。
キクリ「流石に怖いわ…。もぅ保健室行けないかも。」
ヤタカ「それより!教員が鼻ピアスなんかしてていいのか!?」
クグラ「自由な校風が特徴の学校だからじゃん?」
ヨルナミ「いやいや、自由じゃなくていい加減なんですよ。」
「てか、どうしよう!万が一生理痛なんて時に痛み止め貰ったり休ませてもらったり出来なくない!?」
カンナギ「お前は生理痛じゃなくてサボりで休ませてもらうんだろ?」
「……あんな厳つい先生じゃ迂闊にサボれないわ!」
カンナギ「そうそう、最初からそう言えよ。」
ヨルナミ「これを機にサボりはやめましょうね。」
ヤタカ「なぁ、保健の先生って悩み相談とかも乗ってくれるだろ?あの先生だと気軽に出来なくないか?」
キクリ「え?ヤタカって保健の先生に相談したりするの??」
「分かった!キクリとの子作りの事教わりたかったんでしょ?」
クグラ「妊娠経験のあるマルカ先生ならやり方バッチリだもんな!」
ヤタカ「んな事聞くわけないだろ!!てか、僕じゃなくて相談したい事がある生徒はいくらでもいるだろ!?」
ヨルナミ「まぁ…どの生徒も今までより保健室行くのは難しくなったかもしれませんね。」