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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第93章 女装コンテスト


ある日、涼子達の家から結構離れた所にあるショッピングモールで女装コンテストというふざけたイベントが開催される事になった。
クグラ「涼子!俺、これに出てみる事にする!!」
「えっ!?正気なの!?」
クグラ「だってよ?これで優勝したら10万円、準優勝は3万円、3位は2万円なんだぜ?入賞すれば貯金が増やせるじゃないか!」
「あんた必死ねぇ…。」
クグラ「当たり前だ!」
「てか、これ参加費5000円かかるみたいだけどいいの?万が一入賞しなかったら大赤字よ??あんた顔は悪くないけど女装が似合うタイプじゃないでしょ?」
クグラ「………そういえばそうだよな!顔面の事まで考えてなかったー!!………よし!カンナギかヨルナミに交渉してみよう!」
「何を?…まさかあんた!?『面の皮剥がして俺に寄越せ!』とか言うつもり!?」
クグラ「んな事言うわけねぇだろ!俺の代わりにコンテストに出場してもらうんだよ!」
「でもそうしたら賞金取られちゃうでしょ?」
クグラ「………服と化粧と参加費はこちらで出すから賞金はくださいって交渉してみる。」
「そんなんするならバイトの時間増やした方がいいと思うけどね。」
そしてクグラはカンナギとヨルナミに土下座をして頼み込みなんとか女装コンテストに参加してもらうことになった。もちろん参加費はクグラ持ちで入賞した場合は賞金3割、万が一入賞しなかった場合は食事を奢るという条件付きなのだ。
ヨルナミ「で?何を着て出ればいいんですか?」
カンナギ「服やら必要な物もクグラ持ちなんだろ?」
クグラ「服と化粧品は涼子の使わせてもらう事になった!」
カンナギ「ヨルナミは兎も角、俺は涼子の服着れねぇんじゃねぇか??」
クグラ「大丈夫じゃねぇか?涼子の奴ちょっとデブったから結構デカいぜ?」
「デブった言うな!!」
とりあえず試しに涼子が持っている数少ない女の子らしい服を試着してみる。ちなみにこの女の子らしい服は以前クグラから貰ったワンピースや出かけ先でキクリが涼子に似合うと選んだちょっとフリフリした服や父が涼子に買った『どこで着るんだ!?』と突っ込みたくなるようなブリブリした服である。
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