第92章 オナラ?
突然、妙な臭いがしたのである。
「……ん?あんたオナラした?」
クグラ「は?してねぇし!……ん?なんか臭うな?」
「でしょ?あんた透かしっ屁したんじゃないの!?やーね、キスしようとしてる時に!」
クグラ「だからしてねぇし!…お前、自分がしたのを俺のせいにしてない?」
「しないわよ!私ならもっと堂々と音を立ててやるわ!」
クグラ「んな事堂々と言ってんじゃねぇよ!!」
言い争っていると今度は少し水っぽいオナラが聞こえた。
「ん?…またオナラ!?」
クグラ「オナラってか……ウンコしてる音?しかも下痢気味の!?」
「あんた…トイレでしなさいよ?」
クグラ「だから俺じゃねぇ………つーか、結構臭う。」
「本当だ……なんかベッドの方からしない?」
ベッドの方を見てみると布団に謎の膨らみがあった。
クグラ「……えっ!?何か居る!?」
「掃除してないから巨大ネズミが発生した!?」
クグラ「そこまで汚くねぇし!」
「じゃぁアレは何よ!?」
クグラ「知らねぇよ!!」
話していると膨らみがモゾモゾと動き出す。
「ぎゃっ!!動いたー!!」
?「ゔ〜……。」
クグラ「しかも唸ってるー!?」
?「ゔぅっ……まんまぁ……」
「ん?なんか聞き覚えのある声。」
恐る恐る布団を捲ってみると中にはガッ◯1号ことクグラの姪の可憐が寝ていた。
クグラ「げっ!?なんでガッ◯が此処に!?しかも臭いの正体はコイツのウンコだし!!」
可憐「ゔぅっ……ふぇ〜ん!!まんまぁ!!」
すると声を聞きつけたクグラの母がやって来て可憐を抱き上げる。
母「あらま〜可憐ちゃんたらお昼寝から起きたのね。ん?ウンチも出ちゃったのね?オムツ替えましょうね?」