第90章 風紀委員ヤタカ

ヤタカ「ちょっと待て！」
「何よ！？」
ヤタカ「涼子の持ち物検査まだ終わってないから！クグラはカンナギと保健室行きたまえ。」
「ちっ！…さっさと見ちゃってよ！」
ヤタカ「………………涼子？これは何だい？」
「え？美容グッズだけど？」
涼子の鞄には除毛クリーム、剃刀、ローション、乳首クリーム、顔パック、ネイルキット、小型マッサージ機が入っていた。
ヤタカ「クグラ同様、教科書やノートが入ってないが？」
「あぁ、私も置き勉派だから！」
ヤタカ「なんて不真面目な…。それより！なんで除毛クリームやパックなんて持ってきてるんだ！？」
「美容に力を入れるのは女子として当然でしょう？授業中に毛の処理、パック、ネイルに血行を良くする為のマッサージ！」
ヤタカ「んな事は家でやらんかー！！それにこの乳首クリームって…」
「え？興奮した？？ただの乳首の黒ずみを取るクリームよ？」
ヤタカ「なっ…授業中にやる事ではないだろうが！」
そしてヤタカは美容グッズは没収しようとする。
「何よ！鬼！自分だっていつかキクリと使う為のコ◯ドーム持ち歩いてるくせに！学校に持ってくるなんてスケベにも程があるわ！」
ヤタカ「んなもん持ち歩いてるわけないだろ！」
「え！？じゃぁ…まさか生で……あだっ！」
涼子はヤタカに叩かれた。
ヤタカ「いい加減にしてさっさとその美容グッズ渡したまえ！」
こうして涼子の美容グッズは没収されて後から生活指導のクンヒラ先生に説教されるのであった。
ちなみにカンナギもエロ漫画を持って来た為、涼子の後に説教を受けるのである。