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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第90章 風紀委員ヤタカ


ヤタカ「ん〜…靴のかかとを潰すのは良くないね。」
クグラ「んだよ…細けぇなぁ!」
「ちゃんと履くと通気性悪くなって足が臭くなりやすいのよね〜!」
クグラ「別にそんな理由でやってるわけじゃねぇし!」
ただ単にズボラなだけなのである。
ヤタカ「靴くらいちゃんと履きたまえ。さてと…服装はそのくらいだけど…荷物がダメだね!」
「もしかしてエロ本でも入ってたの!?」
クグラ「入れてねぇし!」
ヤタカ「エロ本どころか…教科書もノートも一冊も入ってないじゃないか!なんで学生鞄の中に財布とスマホと学生証しか入ってないんだー!!」
クグラ「あぁ…だって俺、基本的に置き勉派だし?」
カンナギ「そういやお前の机の中いつもパンパンだよな。教科書もノートも全部置きっ放しだからか!」
クグラ「そうそう!それなら忘れ物の心配ないし?」
ヤタカ「家で少しは授業の復習くらいしたまえ!!まったく………じゃぁ、次はカンナギ!」
今度はカンナギの服装をチェックする。
ヤタカ「…まぁ、ちゃんと見る必要もないくらいダメだね。」
カンナギ「んだよ!その言い方は!!」
ヤタカ「だって校則違反だらけじゃないか!」
耳には大きめなピアス、首にはネックレス、学ランのボタン全部開け、中は指定のワイシャツではなく色付きのTシャツ、指定の革靴ではなくスニーカーであった。
カンナギ「自由な校風の学校なんだからこのくらいいいだろ?」
ヤタカ「他の事でも好き勝手自由に振舞ってるんだから服装くらい真面目にしたまえ!まったく…で?持ち物は?」
カンナギ「持ち物は問題ないぜ?」
ヤタカ「……………問題大アリだー!!」
鞄の中には教科書がちゃんと入っているのだがついでにエロ漫画が入っていた。
ヤタカ「学校にこんな物持って来るな!これは没収だな!」
カンナギ「は!?ふざけんなよ!」
クグラ「ヤタカさ…没収とか言って後で自分で見るんじゃねぇの?」
「ヤダ〜!それ見ながら『ハァハァ…キクリとこんな事したい…ハァハァ』とか言いながらヤラシイ事するつもりなのね!」
ヤタカ「んな事しないし!クンヒラ先生に渡しておくから、カンナギ?覚悟しておいた方がいいよ?」
カンナギ「くそっ!(…今度ヤタカの教科書とノートにエロ写真いっぱい貼ってやる。)」
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