第90章 風紀委員ヤタカ
今日は服装&持ち物検査の日である。校門では風紀委員と教育指導の先生と数名の先生が立っていた。
「げっ!?最悪!!」
クグラ「……うわっ!今日検査の日かよ!?」
カンナギ「すっかり忘れてたぜ…。」
ヤタカ「やぁ、三バカ諸軍!おはよう!」
「うわぁ…面倒臭いのが来ちゃったよ。」
ヤタカ「何だね!?その言い方は!?」
クグラ「お前…まさか風紀委員!?」
カンナギ「真面目ぶりやがって!!」
ヤタカ「君らよりは圧倒的に真面目だから!てか、僕が風紀委員なの知らなかったのか!?去年からやってるんだが?」
クグラ「いや〜、さほど興味ねぇからさ〜。」
ヤタカ「なんか失礼な奴だな…。」
「ところで…あんた私らの検査する気??」
ヤタカ「当然だろ?だから忙しいのにわざわざ声をかけたんだよ。三バカとキクリは僕が検査するって前々から決まってたからね。」
カンナギ「お前…まさか!キクリのスカート丈を見ながら中も覗いたんだろ!?」
「ヤダ〜!!『ハァハァ…キクリ…こんなに短いスカートはいけないなぁ。あと下着はどうかな?………ダメだなぁ!パンティは白いのにしなきゃ!』ってやったのね!」
クグラ「風紀委員を利用してヤラシイことするなんて最低だぞ!」
ヤタカ「んな事するわけないだろ!!パッと見でもキクリは服装で校則違反はないからそんなにネチネチと見る必要はないし!…ほら!ごちゃごちゃ言ってないで服装チェックするからな!」
ヤタカは先ずクグラの服装をチェックする。