第89章 コンビニのおにぎり
涼子とクグラは珍しくお昼ご飯をコンビニで買う事にした。なぜかというとクグラ母がご飯を炊くのを忘れたので弁当が作れなかったからだ。おかずは涼子が作り、クグラ母が前日の夜にご飯を炊いておくという役割なのである。
クグラ「涼子、何にする??」
「ん〜…おにぎりにするかな!100円セールやってるし〜!」
クグラ「だよな〜!普段は割高だからあんま買う気しないけど今が買いだよな!で?何にする??」
「そうねぇ…やっぱ私の中の定番の赤飯と梅と鮭にしよう!」
クグラ「は!?梅だと!?」
「え?梅買うけど何よ??」
クグラ「お前よく考えろよ!普段から140円の鮭と125円の赤飯は兎も角!梅は元値が110円なんだぞ?せっかくの100円セールなのに勿体無いだろ!明太子とかツナマヨとかもっと高いのを買うべきだ!!」
「は?あんた普段いい加減なくせに煩いわねぇ…。好きなんだから別にいいでしょ!」
クグラ「考え直せ!梅は普段でも買える!!が!140円もする明太子やツナマヨは今しか買えないんだぞ!!明太子、ツナマヨ、鮭にすれば120円も得なんだぞ!?」
「もぅ!煩いなぁ!!好きにさせてよ!だったらあんたがそうすればいいでしょ?」
クグラ「いや…俺、明太子苦手だからツナマヨと鮭と……焼きそばパンにする。」
「は!?あんたこそ何なの??なんで今日焼きそばパンなんて買うわけ!?今、おにぎり100円セール中なのよ!?パンなんていつでも買えるでしょうが!それに、おにぎり+焼きそばパンじゃ炭水化物多過ぎだし!」
クグラ「お前こそ煩ぇよ!俺は今日焼きそばパンの気分だったんだ!!本当はカツサンドとチョココロネも買うつもりだったが!おにぎり100円セールやってたからカツサンドとチョココロネは諦めて焼きそばパンとおにぎり2つにしたんだぞ!」
「そんなんで威張ってんじゃないわよー!」