第12章 メンズブラ
ある日の休日、クグラは一人自室でごろ寝しながら漫画を読んでたのだが、突然部屋の窓から涼子が入ってきた。
「クグラよ!突然だがこれを是非着けてくれ!」
クグラ「っ!?何だよコレ!?」
「見れば分かるだろ?メンズブラだよ。」
クグラ「知るか!!つーか、どこでこんな物買うんだ!?」
「ん?私がよく買いに行く店の下着売り場にあったよ?」
メンズブラのことは突っ込むが窓から入って来たこともノックもせず当たり前のように部屋に入るのも日常茶飯事なのでそこはまったく突っ込まないのである。
クグラ「あの店妙な下着があるとは思ってたが…そんな物まであったのか。」
クグラは涼子と下着売り場に一緒に行ったことがあるのである。
「まぁそんなことはいいからさ、着けてよ?ね?」
クグラ「い・や・だ!!」
「照れるなって!」
クグラ「照れてないー!!」
涼子が強引にメンズブラを着ける為にクグラの服を脱がせようとしているとエトが部屋にやって来た。
エト「クグラ、ちゃんと宿題やってる……お前達何をしてるんだ?」
「あっ!エト兄ちゃん、お邪魔してるよ〜!」
クグラ「兄さん助けて!涼子が俺にメンズブラ着けようと襲いかかってくる!!」
エト「…また下らないことを。いいか涼子?いくらクグラが可愛いからって犯すのだけはダメだぞ?あと、宿題はちゃんとやるように!」
それだけ言うとエトは去って行く。
クグラ「え!?兄さん??なんで行っちゃうんだー!!しかも可愛いとか言っちゃってるし!!」
「さぁ、エト兄ちゃん公認のメンズブラ試着会始めるわよ!」
クグラ「ぎゃー!!」
そして涼子に強引にシャツを脱がされメンズブラを着けられる。
「……ギャハハハハハハ!!ウケるー!!ギャハハハハハハ!!」
クグラ「ゔ〜…俺可哀想。」
「は〜!面白かった!じゃっ!そのメンズブラ私からのプレゼント!大切にしてね!」
満足して涼子は帰っていった。
クグラ「こんなプレゼントいらねー!!」