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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第85章 いざ!修学旅行!(2日目)


クグラ「あーー!!カンナギ!!俺の肉取ったなーー!!」
カンナギ「あ?残してるから要らねぇんだろ?」
クグラ「違う!!最後の楽しみに一切れだけ残しておいたのに!!」
「クグラはいつも好きなもの一つだけ最後に食べる派だもんね〜!」
クグラ「許さん!カンナギ!!決闘だ!!」
カンナギ「はっ!望むところだ!!」
ヨルナミ「およしなさい!人前でみっともない!」
キクリ「落ち着いてよ…人が見てるから恥ずかしいわ。」
ヤタカ「そうだよ。たかだか肉一切れ如きに…」
クグラ「は!?お前ら何言ってんだ?肉は麺類のトッピングに無くてはならない物だろうがー!」
「…もぅ、仕方ないわね。私の分の肉あげるから大人しくしてなさい!」
クグラ「…え?本当??やったー!」
涼子から肉を貰いあっさり機嫌を直すクグラなのである。
ヨルナミ「…涼子さんにしては珍しいですね?食べ物を譲るなんて。」
「あぁ、さっき並んでる時に向かいのお店で売ってたサーターアンダギー食べちゃったからさ〜。」
キクリ「それでお腹いっぱいになっちゃったわけね。」
とりあえず肉事件は解決?したので今度は国際通りにある店を見て回った。クグラはその途中で見かけたシーサーと記念写真をスマホで撮って、せっかくなので昨日の首里城のシーサー蛇口の写真と一緒にエトにラ◯ンで送ろうとしたのだが…
クグラ「…うわっ!!」
「どうしたのよ??………あぁ、エト兄ちゃんね。」
クグラのスマホの通知がエトからの着信履歴やラ◯ン履歴でいっぱいになっていたのだ。なぜ気付かなかったのかというと今朝軽くスマホを見た時以来触ってなかった上にマナーモードになっていたからなのだ。
クグラ「エト兄さん…これじゃまるでストーカー だよな。」
「だよね〜。今日の午前中からずっと送り続けてたんだね。」
もちろん内容は「クグラ、ちゃんと食事は食べたか?」、「海は危険だから気を付けるんだぞ?」、「無事だよな?」、「無事なら一言でいいから返事くれ」、「何かあったのか??」、「涼子からも返信ないんだが…」、「頼む!何でもいいから返事してくれ!!」というようなものであった。
「てか、私にもラ◯ンと電話してきてたんだ。」
涼子は写真をタブレットで撮ってた為、スマホは全然見てなかったのである。
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