第83章 いざ!修学旅行!(1日目)
「やっと沖縄〜!!」
カンナギ「つーか、暑っ!!」
クグラ「こりゃぁ日焼けするなぁ。」
ヨルナミ「クグラは元々色黒でしょ?」
そして直ぐにバスに乗り観光の定番、首里城に向かう。
ヤタカ「キクリ?乗り物酔いは大丈夫かい?」
キクリ「なんとか今のところは大丈夫よ!それにしても…日差しが強いわね…。」
ヤタカ「君の綺麗な肌が荒れたら大変だ…僕がずっと日傘で守ってあげるからね?」
「ついでに私も守って〜?死ぬ程暑いから!」
ヤタカ「君は家来のクグラにでも守ってもらえば?」
クグラ「家来言うな!未来の旦那様だ!」
カンナギ「旦那じゃなくて、家来か手下か下僕みたいだよな。」
ヨルナミ「カンナギ…どれも似たようなものではないですか。」
イマカ「三バカwith保護者トリオ〜!喋ってないでバスに乗れ〜!出発するぞ〜!」
ヨルナミ「先生、保護者はやめてください。」
そしてバスに乗り込み、観光スポットの定番の首里城に向かいあっという間に到着。
イマカ「これから首里城内で自由行動とする!特に三バカに言っておくが一般の観光客に決して迷惑をかけないようにマナーを守って行動するように!では、解散!」
ヤタカ「いくら自由な校風が特徴の学校でも…自由過ぎないかい?」
キクリ「まぁ、そうよね。2日目の自由行動以外は大抵、クラス行動が多いでしょうし。」
「先生達が好きに観光したいから自由行動ばかりなんじゃん?噂ではこの修学旅行に行きたいが為に教師達の間で壮絶な戦いがあったとか…。」
カンナギ「は?戦いだ??」
クグラ「あぁ!俺も知ってる!修学旅行がある2年の担当に誰がなるか壮絶なジャンケン大会が繰り広げられたんだろ?宿代食事代が学校持ちで安く遊べるから先生達みんな行きたがるんだよな!」
ヨルナミ「ジャンケンって…そんないい加減な。それに修学旅行は遊びでは無く授業の一環でしょ?」
「まぁ、自由が売りな学校だからね〜!」
ヤタカ「いやいや、いい加減を自由と履き違えてるだけだろ。」