• テキストサイズ

学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第78章 バイト


?「あれ?涼子ちゃん?」
「え?………あー!アマヒ先生だ!!」
アマヒ「久しぶりだね。クグラ君は最近虫歯大丈夫かい?」
「おかげさまで!」
アマヒ先生はクグラのかかりつけの歯科医院の先生である。歯医者を嫌がるクグラによく付き添って行ってたので先生と顔見知りになったのである。ちなみにイケメンなので涼子はアマヒ先生の前ではわりと真面目なのだ。
アマヒ「涼子ちゃんここでバイトしてるんだね。」
「はい。先週からなんです。今日から一人でレジやる事になって。」
アマヒ「そうなんだ!私はこのスーパーの常連だから、これからもちょくちょく会いそうだね!」
「常連さんなんですか!先生みたいなイケメンにちょいちょい会えるなんてラッキー!!進路探しの為に始めたバイトだったけどずっとここでバイトする事になるかも!」
アマヒ「進路探し??」
「はい。友達はみんな進路決まってるんですけど…私だけ何しようか決まってなくて。先ずはバイトしてみて何なら向いてるか見極めようかと。」
アマヒ「へぇ…珍しいね。女子高生じゃオシャレしたいからとか友達と遊ぶお小遣い稼ぎにバイトする子が多いのに…。」
「いやぁ…みんな決まってるのに自分だけ何も考えてなかったから焦っちゃって。」
アマヒ「進学じゃなくて就職希望なの?」
「そうですね〜。あんま勉強好きじゃないし。」
アマヒ「……もし興味があるならうちの歯科医院で働いてみない?」
「えっ!?私が!?」
アマヒ「うん。今、助手と受付やってるマカリさんが一人でフルタイムで出来るのもあと数年だろうって言うからスタッフを増やそうと思ってね。高卒でも資格なくてもできるから興味あるなら是非来てみてよ?バイトじゃなくて正社員で雇うし、患者さんの人数も程々だからそこまでキツくないと思うよ?」
「……ちょっと考えてみます。まだここのバイトも始めたばかりだし。」
アマヒ「それは勿論!まぁ、前向きに検討してくれると嬉しいかな。じゃぁ、バイト頑張ってね!」
「はい!ありがとうございました!」
そして涼子は歯科医院に就職する事を考えてみる事にしたのである。
/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp