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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第77章 クグラとデート


クグラ「お前らも結構暇なんだな。何の映画観るんだよ??」
キクリ「先月公開されたばかりのラブロマンスよ!」
「あぁ…あれね。」
キクリ「涼子、観たことあるの??」
「先月、誕生月クーポン使って半額で観れるからってクグラと二人で観たのよ。」
クグラ「始まって20分くらいで爆睡しちまってさ〜。寝る為に金払う状態になったよな。」
キクリ「ヤタカ……やっぱり別のにする??」
ヤタカ「いや…この二人はラブロマンスとは無縁だから寝てしまったんだろうけど僕らは大丈夫だよ。」
「なんだとこの野郎!脳内ラブロマンス男め!!」
クグラ「お前なんてどうせ映画館でヤラシイ事するのが目的なんだろ!?いい具合に暗いし!」
ヤタカ「んな事するわけないだろ!……キクリ、下品な2人は放っておいてそろそろ行こうか?」
キクリ「………本当にヤラシイ事考えてない?」
ヤタカ「僕を信じてくれ。」
そしてキクリとヤタカと別れて涼子とクグラはデートを再開する。
「で?何するよ?」
クグラ「よし!アベックっぽく手を繋ぐぞ!!」
「アベックとか死語じゃん!」
クグラ「お前が昔教えてくれた言葉だろ?」
「そういうのは覚えてるのね。」
クグラ「……で、繋ぐのか?繋がねぇのか?」
「………繋いであげてもいいけど?」
そう言うと涼子はクグラの手を掴む。
クグラ「ぐふふ……手ぇ繋いじゃったなぁ!本物のアベックみたい〜!」
「その笑いやめなさいよ。…手ぇ繋ぐとか何年ぶりかしらね…。」
クグラ「最後に繋いだのは…確か小学校の修学旅行だな!」
「あぁ…あんたが一人でトイレ行って迷子になって半泣きになってた時に繋いだわね。」
クグラ「余計な事は思い出さないでいい!」
「…今更だけどあの時、トイレの後ちゃんと手ぇ洗ったのよね?」
クグラ「……………修学旅行で浮かれてて忘れました。」
「うわっ!汚い!!チ◯コ掴んでそのまま!?信じられない…。」
クグラ「昔の事なんだからいいだろ!今日は便所の後洗ってるんだし!」
「今日はじゃなくて毎回洗いなさいね。………ん?あれって…」
涼子が指差した方には久々の登場のアカチとエミスが居た。
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