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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第75章 頭だけ幼児化


そんなこんなで一緒のベッドで密着して寝る事になった。シングルサイズのベッドなので二人で寝るとなかなか狭いのである。
クグラ「(流石に落ち着かねぇ…。)」
「ねぇ…クグラお兄ちゃん…。」
クグラ「なんだ?」
「クグラお兄ちゃんのこと5番目に好きって言ったけどね…本当は1番好きなの。」
クグラ「…えっ?」
「病院行って怖かった時…ずっと一緒に居てくれたし、今も一緒に寝んねしてくれるから大好きなの。」
クグラ「涼子…。」
「涼子ちゃんが大きくなったらお嫁さんにしてくれる?」
クグラ「……そんな事言われなくたってそのつもりだ。今のお前は覚えてないかもしれないけど…俺は涼子を嫁にするって…誕生日の時に言ったんだぜ?だから………ん?」
「………zzzZZ」
クグラ「んだよ……寝ちまったのかよ。」
「んっ………クグラ……」
クグラ「…早く元の涼子に戻ってくれよ。」
そう言うとクグラは涼子の唇に軽くキスをした。
クグラ「キスしたから…朝には元に戻ったりして?………流石にそんなの無理か。」
そして次の日の朝。
「クグラお兄ちゃん!おっきしてよ!」
朝、目を覚ますと涼子がクグラの上に乗っかって早く起きろと騒いでいた。やはり元には戻っていなかった。
クグラ「………うん…やっぱ無理だったか。」
「何言ってんの??早くおっきしてよ!!学校行くんだよ?」
クグラ「お前は休むんだろ?」
「涼子ちゃんも行くの!クグラお兄ちゃんと一緒!ママも行っていい言ってたもん!」
クグラ「あぁ…母さんパートで居ないから学校行っててくれた方が安全だと思ったんだな。頭ん中4歳児だから1人にしとくと何するか分かんねぇもんな。」
それから急いで準備をして登校した。
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