第75章 頭だけ幼児化
「クグラお兄ちゃん!抱っこ!」
クグラ「…なんで突然?」
「涼子ちゃん抱っこしてほしいから!パパよりクグラお兄ちゃんがいいの。……ダメ?」
クグラ「うっ…(少し可愛い…。)しゃーねぇな。」
クグラは涼子を抱っこしてあげる。ちなみにこれが涼子の人生2回目のお姫様抱っこである。
クグラ「お前……見た目通り結構重たいな。」
最近、涼子は少し太ったのである。
「涼子ちゃん重くないもん!クグラお兄ちゃんのバカ!足臭っ!お前の母ちゃん出〜べそ!」
クグラ「なかなか憎たらしいガキだな。」
そして風呂の時間になると涼子はクグラと入りたいと言い出す。
「涼子ちゃん、クグラお兄ちゃんとお風呂する!」
クグラ「……それは流石にマズいだろ。」
父「あ?いいじゃねぇか!どうせお前達結婚するんだろ?」
ちなみに父は今酔っ払っている。
エト「父さん!何言ってるんだ!!」
母「そうよ!せめて記憶が戻ってからにしないと!クグラが欲情しても今の涼子ちゃんじゃ抵抗できないわ!」
クグラ「いやいや、今のコイツに欲情しねぇし!!」
父「じゃぁ、入ってもいいじゃん!」
「……クグラお兄ちゃん、入ってくれないの?」
クグラ「風呂は母さんと入れ。」
母「そうね。涼子ちゃん?ママと入ろう?」
「…うん。じゃぁ、夜寝んねする時はクグラお兄ちゃん一緒に寝ようね?」
クグラ「…いや、それもマズいような…。」
母「いいんじゃない?服着てるし。」
クグラ「いいのかよ!?」
父「クグラ〜!パンツ脱いで寝るんじゃねぇぞ〜?」
クグラ「んな事しねぇよ!」