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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第75章 頭だけ幼児化


「クグラお兄ちゃん!この人誰??」
涼子はクグラ母を指差して言う。
クグラ「おい!お前さっき俺には指差すなとか言ったろうが!」
「ぶー!!いいから誰か教えて!もしかして涼子ちゃんのママ??」
クグラ「俺の母ちゃんだ。」
「えー!?じゃぁ涼子ちゃんのママはどこ??」
クグラ「お前の親は海外赴任中だろ?こっちには居ねぇよ。」
「ゔっ…ママ…パパ…。」
涼子は泣き出した。
母「涼子ちゃん…本当に記憶がないのね…。」
クグラ「えっ!?突っ込むとこそこだけ!?記憶だけじゃなくて退化してるだろ!?」
母「…涼子ちゃん!私の事ママって呼んでいいわよ?」
「ママ?」
母「そうそう!私、女の子が欲しかったの!せっかく3人も子供産んだのに全員男でね…。女の子にママって呼ばれるのが夢だったのよ〜!」
「ママ〜!!」
母「涼子ちゃ〜ん!!」
クグラ「けっ!なにがママだ!婆さんのくせに……んげっ!!」
クグラは母に殴られた。
母「あんたが婆さん言うんじゃない!!」
とりあえず退化した涼子を母が受け入れてくれクグラの家族で面倒見る事になる。
そして学校が終わったカンナギ達がクグラの家にやって来た。
キクリ「涼子ー!!大丈夫!?」
「ん??お姉ちゃん誰??」
キクリ「…大丈夫じゃなさそうね。」
ヤタカ「入院してなくて大丈夫なのかい?」
クグラ「医者が自宅療養でいいって。でも退化と記憶障害がな…。」
「ねぇ、このお兄ちゃんとお姉ちゃん誰なの??」
キクリ「えっと…私はキクリ。あなたと小学校の頃から友達なのよ?」
ヤタカ「僕はヤタカ。キクリの恋人で君の友人だよ?」
「えー!涼子ちゃん、こんな大きなお友達いないよ?だって涼子ちゃんまだ4歳だもん!」
カンナギ「こいつ4歳児のつもりなのかよ。」
「本当に4歳だもん!お誕生日来たら5歳なのよ?」
ヨルナミ「涼子さんが4歳の頃こんな感じだったんですか??」
クグラ「いや、全然違う!つーか、先ず自分のこと涼子ちゃんって呼んだりしなかったし。」
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