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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第75章 頭だけ幼児化


クグラ「涼子!大丈夫か??どこか痛いところはないか??」
「………お兄ちゃん達誰??ここはどこ??」
クグラ「は?お兄ちゃん??」
「あっ、そっちのハゲてる人はおじちゃんだ。」
ヨルナミ「涼子さん?どうなさったのですか??」
「ん?わ〜!このお兄ちゃん綺麗な人〜!」
カンナギ「…お前、俺らの事分からないのか??」
「え?涼子ちゃん知らないよ?誰??」
クグラ「クグラだよ!お前の幼馴染の!!」
「幼馴染??」
クグラ「…お前、まさかふざけてるんじゃないよな?」
「涼子ちゃんふざけてないもん!お兄ちゃん達も、おじちゃんの事も知らないし!!」
カンナギ「…嘘だろ。」
ヨルナミ「頭を打った所為ですかね。」
ヒモロゲ「…とりあえず救急車が来たから病院で診てもらおう。」
「ヤダ!!」
クグラ「ヤダじゃねぇよ!」
「ヤダー!!涼子ちゃん病院嫌いだもん!!」
ヨルナミ「完全に退化したみたいですね…。」
そんなこんなでクグラとヒモロゲ先生が付き添いで嫌がる涼子を無理矢理、救急車に乗せ病院へ連れて行き医師の診察を受ける。
医師「…検査の結果、脳には異常はないようですが…」
クグラ「えっ!?この状態なのに異常ないのか!?」
クグラは涼子を指差す。
「クグラお兄ちゃん!涼子ちゃんのこと指差しちゃヤーよ!!」
クグラ「ほら!コイツ、スゲー変!!涼子ちゃんとか言っちゃってさ!!」
医師「…強く頭を打ったショックで少し記憶がおかしくなってるみたいですが…」
クグラ「いや、少しじゃねぇし。しかも記憶だけじゃなくて他も変!」
医師「…まぁ、とりあえず!自宅療養で大丈夫ですから!本人が気分が悪いなど言ってきたらその時また来てください。」
クグラ「…本当に大丈夫なんかよ。」
そして学校は早退し一人にしておくのは心配なのでクグラの家で過ごさせることにした。
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