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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第69章 クレープ


「……迷うわ。」
クグラ「…迷うよな。」
カンナギ「おい、いい加減決めろよ?」
ヨルナミ「そうですよ。なんでそんなに時間がかかるんだか…。」
「は!?何のクレープを食べるかは少ない小遣いの高校生にとっては重大な事でしょ!?」
クグラ「そうだぞ!その辺の金持ちや社会人みたいにアレもこれも買えねぇんだよ!」
帰り道にクレープの移動販売車を見かけたのでみんなでクレープを食べる事にしたのだが…涼子とクグラは何にするかなかなか決まらないのである。
カンナギ「ん?クグラは最近バイト始めたろ?前よりは金持ってるだろうが。」
クグラ「アレは全部貯金だ!」
ヨルナミ「えっ!?クグラが貯金!?そんな事できるんですか!?しかも全額!?」
クグラ「そのくらい出来るし!驚き過ぎだ!!ったく…俺を何だと思ってんだか。…110万貯めなきゃいけないから必死に貯めてんだよ!」
ヨルナミ「あぁ…そういえばそんな話ありましたね。」
カンナギ「お前……110万貯めても取られて逃げられるとかねぇか?」
「そこまでしないわよ!110万は取り上げるだろうけど約束通り結婚するわ!貯められたらだけど!」
クグラ「ぜってぇ貯めるし!!」
ヨルナミ「(…取られるのはいいのか?)まぁ、その話は置いといてさっさと何にするか決めてしまいなさいな!」
「ん〜…クグラ?あんた何と何で迷ってる??」
クグラ「チョコバナナ生クリームとイチゴ生クリーム!」
「よし!じゃぁ、あんたイチゴ生クリーム頼みなさい!私チョコバナナ生クリームにするから!で、シェアしましょう!」
クグラ「おぉ!そうだな!それなら二種類食える〜!」
この時クグラはバナナチョコ生クリームよりイチゴ生クリームのが高いということに気付いていないのであった。
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