第68章 新任の先生
「はぁ…2年から英語教師変わるのよね…。」
2年生になり教師も多少の入れ替えがあり今年度から英語の担当教師が変わる事となったのだ。ちなみに担任は変わりなくイマカ先生である。
ヨルナミ「今度の担当は…確か今年度から赴任したムナカタ先生でしたよね?何か都合の悪い事でもあるのですか?」
クグラ「アレだろ?前の英語教師は弱み握ってたじゃん?」
ちなみに弱みが何なのか涼子以外は知らないのである。
「そう。だから嫌いな英語の授業やテストもある意味スゲー楽だったんだけど…。」
カンナギ「お前が脅すから逃げたんじゃねぇの??」
「脅したとは失礼な!おちょくったりちょっとビビらせたりしただけよ!」
キクリ「ビビらせるのは脅すのと同じじゃないの??」
ヤタカ「キクリ…バカに何言っても無駄だよ。」
「黙れ!エセ紳士!」
ヤタカ「僕はエセではなく正真正銘の紳士だ!」
そんなこんな話していると新任のムナカタ先生がやって来た。
ムナカタ「今日からこのクラスの英語を担当するムナカタだ!よろしく!」
「えー!?なんで英語なのー!?」
ムナカタ「お前は…三神涼子だな?俺が英語教師なのはおかしいか??」
「スゲー変です!!」
キクリ「ちょっと涼子!先生に失礼よ!」
ヤタカ「そうだよ!失礼なのは顔だけにしたまえ!」
「ヤタカだって失礼じゃないの!!てか、どう見たっておかしいでしょ?こんなにマッチョなのになんで体育じゃないの!?なんで英語!?」
クグラ「確かに…見るからに足の先から脳の中まで筋肉で出来てそうだよな。」
ヨルナミ「クグラも!失礼ですってば!」
ムナカタ「ハハハハ!確かに俺はよく体育教師と勘違いされるな。でもれっきとした英語教師だ!」
ムナカタはなかなかのゴツめのマッチョなので体育の先生に見えるのである。