第64章 初キス
クグラ「…俺とチューするの嫌なのか?」
「………別に嫌ってんじゃないけど。」
クグラ「ならいいな!」
「ちょっと待て!!」
クグラ「何だよ!」
「……心の準備が。」
クグラ「は?お前、普段俺にAV見ようだの、勃◯して見せろだの平気で言うくせに何恥ずかしがってんだよ??」
「男と女だと違うんだってば!」
クグラ「裸見せろって言ってんじゃねぇんだから恥ずかしがるなよ!」
「煩い!待たないならキスしないけど?」
クグラ「……さっさと心の準備しろ。」
そして30分程ウダウダする。
クグラ「………まだかよ!?」
「……いいわよ!!チューでも何でもしなさい!!かかって来いや!!」
クグラ「…なんかヤケクソみてぇなのが気に入らない。」
「文句言うんじゃないわよ!!さぁ、したいならしなさい!」
クグラ「…まぁいい。…よし!じゃぁ、するぞ?」
クグラは涼子の両肩に手を置き顔をゆっくり近付けキスをする。
「っ!?んー!!!」
クグラ「……………。」
「んー!んー!!………はっ!なっ…何すんのよ!?」
クグラ「あ?だからチューしたんだろうが!?」
「なんで吸うわけ!?」
なぜかクグラはキスをする時に思い切り唇を吸ったのである。
クグラ「え?チューって全力で吸うもんだろ??」
「いやいや、普通はそんな吸わないから!!」
クグラ「あれ??吸わないのか??」
「吸わないって!キスは吸うって誰情報なわけ??」
クグラ「だってチューっていうくらいだからチューって吸うんかなぁって。」
「もぅバカなんだから!!おかげで唇ちょっと腫れたじゃん!!どんたけ吸ってんのよ!あんたダイ◯ン!?」
クグラ「………あはっ!まぁ…その腫れはキスマークだと思ってくれ!!」
「おバカー!!」
初キスはクグラに思い切り吸われ唇が腫れて終わったのである。